[小説] 悠木まどかは神かもしれない (感想その1)
2014年1月10日 読書…そういうのって理屈じゃないでしょ。
発売:2013/11/28 竹内雄紀/新潮文庫
元々の題名は「100円チーズバーガーズ」だったらしい。
成績がトップクラスな子供達が通う塾。
互いを「○○キョージュ」と呼びあう少年たち。
その中で、いつもつるんでハンバーガー屋に集まる三人。
それが「チーズバーガーズ」だ。
彼らは、彼らのマドンナ的な存在である少女の謎に出会う。
さまざまな推理推論うち、ようやく行き当たった真相とは?
…と、よくわからないあらすじを書いてみた。
タイトルからでは一切わからないが、この物語の主人公は中学受験を控えた小学五年生なのである。
一般的なラノベの主人公よりも下じゃないか!
マドンナ的存在の悠木和(まどか)は不思議少女と作中にはあるが…いわゆる不思議ちゃんではない。
先ほども書いたとおり、男子は「○○キョージュ」と呼びあうが、女子はそうではない。
(女の子たちがどう呼びあっているはかかれていない)
だが、唯一の例外として、悠木和だけは「悠木ジョシ」と呼ばれている。(カタカナ表記だが、女史だろう。男子からのみだが。)
そして、その悠木ジョシからは、男子たちに様々なあだ名をつけ、実際そう呼んでいる。
悠木ジョシは、カッコいい。
美少女でもあるらしい。
しかし、いちばん好感がもてるのは気さくなところではないだろうか?
女の子だけど少年っぽい気がする。
そんなところだと思う。
小さな恋のメロディがモチーフになっているらしく?主人公の年齢設定とか、似ているらしい?
青春…というには早すぎるかもしれないが、読み終わりはほんのりそんな感じがするかもしれない。
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