[小説] KAGEROU

2010年12月27日 読書
『KAGEROU』――儚く不確かなもの。
廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。
「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。
そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。
命の十字路で二人は、ある契約を交わす。
肉体と魂を分かつものとは何か? 人を人たらしめているものは何か?
深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。
そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、
かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。


発売:2010/12/15 齋藤智裕/ポプラ社



とりあえず、素直にひとことで書くと…
面白かった。


ただこれが、大賞を取るような作品なのかというと…よくわからないけど。

随所に出てくるダジャレだが…雰囲気を壊しているといえなくもないが…
主人公のキャラクタを象徴してる…ということでいいんだろうか。


2chでわからないと言われてた個所って、
最後の転換のところかな。

キョウヤが倒れるのが唐突過ぎるような気がする。

そのあとも、その状態に慣れるのが早すぎだと思う。


重いテーマを扱ったよう見えるが…読んでみるとそうでもないのだった。


おまけ:
TS的な妄想をしたがその中身は内緒(^_^;

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