[文庫] グインサーガハンドブックFinal
2010年3月25日 読書発売:2010/02/10 栗本薫・天狼プロダクション監修 早川書房編集部編
グインサーガハンドブックの最終版
この本のメインコンテンツは「グインサーガ大辞典」だが、
そもそも、辞典なんてのは読み物としては適さない。
よって、最初の解説と最後のストーリー紹介しか読むところがない(^_^;
◇グインサーガ論
異形たちの青春-『グインサーガ』の魅力について
『グインサーガ』について
著者の遍歴やまわりを取り巻く環境から、どういったものだったのかを読み解く。
日本初の本格大河ヒロイックファンタジーであるグインサーガ。
西洋からヒロイックファンタジーを持ち込んだというだけでなく、
西洋的に見えて、実は日本的なモノがたくさん取り込まれているのだった。
◇グインサーガ全ストーリー紹介
正篇については、パートに分けて紹介。
ミロク篇(118巻~130巻(最終巻))については、以降に繋がるはずの伏線があるのだが…
このあとどうなったのか非常に気になる。
・ロベルトに託されたシルヴィアの子供の行く末。
・ヤガへ旅立ったかにみえたイシュトヴァーンの行動
・ヤガで敵の手に落ちたヨナ、スカール、フロリー、スーティの運命。
特に最後のものは進行形状態で切れているので、続きが読めないのは非常に残念。
この後の指針みたいなものが公開されたりはしないのかなあ…。
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