発売:2010/02/10 栗本薫・天狼プロダクション監修 早川書房編集部編



グインサーガハンドブックの最終版

この本のメインコンテンツは「グインサーガ大辞典」だが、
そもそも、辞典なんてのは読み物としては適さない。

よって、最初の解説と最後のストーリー紹介しか読むところがない(^_^;

◇グインサーガ論
異形たちの青春-『グインサーガ』の魅力について

『グインサーガ』について
著者の遍歴やまわりを取り巻く環境から、どういったものだったのかを読み解く。

日本初の本格大河ヒロイックファンタジーであるグインサーガ。

西洋からヒロイックファンタジーを持ち込んだというだけでなく、
西洋的に見えて、実は日本的なモノがたくさん取り込まれているのだった。


◇グインサーガ全ストーリー紹介
正篇については、パートに分けて紹介。

ミロク篇(118巻~130巻(最終巻))については、以降に繋がるはずの伏線があるのだが…
このあとどうなったのか非常に気になる。

・ロベルトに託されたシルヴィアの子供の行く末。
・ヤガへ旅立ったかにみえたイシュトヴァーンの行動
・ヤガで敵の手に落ちたヨナ、スカール、フロリー、スーティの運命。

特に最後のものは進行形状態で切れているので、続きが読めないのは非常に残念。

この後の指針みたいなものが公開されたりはしないのかなあ…。

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