[小説] 俺の妹がこんなに可愛いわけがない (5)
2010年1月15日 読書「お兄ちゃんに言いつけてやるんだから!」
2010年1月10日発行 伏見つかさ/電撃文庫・アスキーメディアワークス
「じゃあね、兄貴」
――別れの言葉を告げ、俺のもとから旅立った桐乃。……別に寂しくなんかないけどな。
新学期。平凡な高校生を謳歌する俺のもとに、奇妙な後輩が現れる。
「おはようございます、先輩」
俺は、黒猫(クロネコ)の人間としての真名を知り、より深い“絆”を築いていくことになる。
“妹”と“親友”。ともに大きなものを失った二人は、数多の思想が渦巻く校内で、“魔眼遣い”の少女と対峙する。“稀少能力(レア・アビリティ)”を持つ少女に、俺と黒猫は圧倒され、異空間へと誘われ……!!
“日常”と“非日常”が交差するとき、物語は始まる――!!
※このあらすじは厨二病仕様です。
待望の5巻。
桐乃が渡米し、黒猫が高校に入学してきた。
いつもひとりな黒猫に対して、京介は世話を焼く。
そこで2人には新たな出会いがあった。
予告されてたあらすじはよく分からんものになっていましたが…
読み終わって、このあらすじに立ち返ってみると、
まぁ確かにウソは言っていない(^_^;
でも、“魔眼遣い”は軽く通り過ぎてしまう…かも?
このあらすじって厨二病仕様だったんですね(笑)
今回の京介は、やたらと世話焼きだとおもう。
普通ここまでしないだろうと思う。
一応、心の隙間を埋めるという意味での説明は付けられるものの。
…おもしろいし、そもそも世話焼かなきゃ始まらないけどね!(笑)
というわけで、気になったことを2点。
・エントリーに18禁エロゲーを指定(京介)
いちおう彼らは高校生なので、18歳以下なわけで、
18禁エロゲーなんて作れないと思うんだけど。
作中にもつっこまれてないが…計算?
・作成しようとするゲームにホモシーン(瀬菜)
仮にも多数決で決めようとするなら、男ばかりのところにホモを持って行っても勝てるわけないとおもうのだけどなぁ…
思いっきり明らかにしちゃってるところが敗因だな(笑)
まぁ、プレゼン時には確かにそんな説明はなかったけど。
そして終盤
桐乃からの突然のメールがあるのだが…
この話は次の巻に回してもいいんじゃないの?
と思った。
次の巻で思いっきりやって欲しかったな~と思う。
もっとも、前巻でのアンケートの結果がこれなのかもしれないけど…。
この話の展開は予想外でした。
帰って来ちゃったんですね~。
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