2009/05/27発売 武田すん/電撃コミックス アスキー・メディアワークス


本屋に行ったときに見かけて、
帯にこんなことが書いてありました。

「僕 女の子になっちゃった…」

それで、この本が気にはなったんだけど、
そのときはそのままにしていた。

次に、12/5に本屋に行ったとき、
もう一度この本を見かける。
それで、少し悩んで…
買うことに決めたのだった。

我ながら…こういうの好きだなぁ…。

帰ってきて、本を開いたときに初めてわかったことがあった。
それはこの本が 電撃コミックス だったこと。
買うときには全然気づいていなかった。

ここで、はじめの方のあらすじを書いてみる。

気弱な男子高校生 矢野涼馬 は、異世界からあらわれた王子 エミリオ に出会う。
エミリオは“ゲート”に仕掛けられた細工により、がれきの下敷きとなっていた。
涼馬はエミリオを助けようとするが、逆に崩れたがれきに巻き込まれ…
エミリオをかばって命を落とす。
涼馬が目を覚ますと、そこはエミリオの城で、
涼馬は女になっていた。
エミリオは涼馬を妻にすると宣言する。


物語の発端となる第一話。
この手の話には結構重要。

ところで、ここまでの話には、いままで読んだものと違うものがある。

それは、重要なキャラとしては女の子が出てこないことである。
(主人公が女の子になっちゃう点はおいといて)

エミリオが涼馬を妻に選んだ理由は、
涼馬が身を挺して自分を守ってくれたから…なのであるが…。

相手が元男でも好きになってしまう…
(気に入った相手が男だったから、女に変えてしまう)
…というのは、
なんかBLっぽいかも?
というよりこれはBLなんじゃないかな~?かな~?

掲載紙は「電撃マ王」なのだが、
マ王って女性向けというわけではないよねぇ?
※「今日からマ王!」という作品がありますが無関係です。※

その雑誌で、こういう話なのか~?

第3話で涼馬は地球に戻るが、
涼馬の家族にもある要素が!

母親を幼いことなくし、父と兄弟二人の三人暮らしだったのだが、
涼馬の弟(涼馬は長男である)祐二は、
兄である涼馬のことが大好きだった。
もちろん兄弟的な意味ではない!

なんというBL突き進み設定なのだ(^_^;


第4話
普通の生活がしたいと、学校に行く涼馬。
女になってしまったことをばれないように、おとなしくすごそうとするが…
結局ばれてしまう。
それも衝撃的に。

それにしても、このクラスの男子達は、
以前から涼馬を女じゃないかと疑っていた節がある。
(以前は違うのだが(^_^; )

なぜかエミリオが転校してきて、
女の子に囲まれてるエミリオをみて…なぜか嫉妬する涼馬(笑)

誰もが涼馬と組もうとするのを代わってエミリオが相手をする。

かっこいいね~
男だねぇ~(笑)

愛がうかがえる回なのであった。

結局女だとばれてしまった涼馬は
ラストのカットから女子制服での登場となる。

個人的にはこの間の葛藤(?)が
あったらよかったな~と妄想するのであった。
(妄想しちゃおうか?(^_^; )

第五話では、再び兄弟の話。

涼馬のピュアな男の子ぶりが発揮される。
というか、天然少女なのかもしれない(^_^;

弟が兄を想っているように、
兄も弟を守っている(つもり)だったのだが…。

この辺の愛情?もちょっと入れ込みすぎなのかもしれない。

最後には弟のアダルト度が判明するのだった。



読み終わった直後はそれほどでもなかったが…
あとになるとキますね…これは。
というかこの感想を書くために何度も読み返しているので
そのせいかも?

ここまで入れ込んでしまい、
結構お気に入りになってしまっている。

2巻も近々発売するらしいので、
すぐに続きが読めるかな?

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