お待たせいたしました…
やっぱり… 恥ずかしいです


2008/10/29発行 作:和泉フセヤ/原作:AXL/集英社スーパーダッシュ文庫


ポストおとボクといった感じの作品。
本作は、エージェントである如月修史が、ターゲットの護衛の為、女装して学園に潜入するというものである。
おとボクに比べると納得いく設定。
主人公は、実は女性が苦手なのだが、童顔のため成人していても学生に見られるとか、そんなことがあって、女装して女子校に潜入するはめになるのであった。

修史の上司である課長は、修史の育ての親でもあるのだが…
この親父…警備会社の人物とは思えないほどヘンだ。

修史にこの仕事を命じたのは彼であるのだが…(まぁ、それは別にいいにして)
修史の恥ずかしいシーンをコレクションしていたり、
修史の女装を楽しんでいたりする。

親心…にしては異常だよな~。
ましてや、女装を喜ぶ父親がどこにいる(笑)

「鉄のラインバレル」の社長とイメージが重なるな…
おちゃらけてるところが(笑)
というわけで、小説読んでるときのCVはこの人だった。(^_^;


「山田妙子」という名前で、セント・テレジア学園に転入することになるわけだが…。
たしかに、この名前は、目立つ名前ではない…ここはちょっとうまいと思った。


修史が警備対象の生徒は二人、春日崎雪乃と椿原蓮、ともに撫子会(学生会)に所属している。
この二人、外見はお嬢様なのだが…。

ちょっとしたツンデレだろうか(^_^;

ある事件がきっかけで、いきなり有名になり、憧れの対象に。
そして「お姉さま」と慕う女の子まで出てくる。
そんなわけで、護衛どころではなくなってしまう。

そして、いろいろとあるわけである…。
アイギス(修史の所属する警備会社)以外のエージェントも潜入してたり…。
修史が潜入する必要ははたしてあったのか?ということも(^_^;


最後にエージェントとしての見せ場があって、そういえばそうなんだっけと思い出したりする(^_^;


とりあえず、おとボクとは違うと思って読んで、
物語の読了後もそう思っていたのだが…。

あとがきとか解説読んでたら…
どうも、マーケティング上おとボクと同じような展開をしたらしい。
(マーケティングという言葉が適切かはわからないが)

#主人公に凝ってしまったために、男なのに抱き枕が発売される事態になったとか(^_^;


結局、最後までおとボクとの比較になってしまった(^_^;

ちなみに本書は上巻で、続きがあります。
(下巻はいつ発売されるのかは知りませんが…)


挿絵はラフっぽい絵ばかりでした。
もうちょっと気合入れて描いてほしかったな~

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