高い志と瑞々しい希望
2008/06/15 わかつきひかる/一迅社文庫
学園いちの美少女・桂瑞希(かつら みずき)がトラックにはねられ事故死した。
葬式も終わり、クラスメイトたちに日常が戻りつつあったある日、その事件は唐突に起こった。
なんと死んだはずの瑞希が登校してきたのだ!!
そんな彼女の正体は、幽霊となった姉に憑かれた双子の弟・高志だった。
姉に女装を強要され、高志の学園ライフは大混乱。
“女装少年”となてってしまった高志の運命やいかに!?
まず、この本を見つけたときの心の動きを書いておく
「一迅社文庫創刊?」
「わかつきひかるが書いているのか」
…
「AKUMAで少女とネタかぶってるじゃん!(笑)」
幽霊にとりつかれて…女装というのがかぶっている(厳密には少し違うけど)
わりと奔放な女の子とおとなしめな男の子とか。
もうひとつ書いておくと…
学園祭がクライマックスなところまで同じだったりする。
そんなわけで、これはやっぱり書いてる途中で思いついたんじゃないかな〜と思うわけです。
まぁそんな邪推はおいといて。
とはいったものの、著者わかつきひかるのライトノベルとしては2シリーズ?目ということで、
やっぱり、「AKUMAで少女」と比べないわけにはいかない。
今作は出版社違うと言うこともあって、エロくないです(笑)
変わった人達も出てこない。
割と普通な作風です。
なんだこういうのもできるじゃん(笑)
主人公の高志は、姉に乗り移られてセーラー服で登校してしまったことで…医者に二重人格とされてしまう。
これによって、高志が女装することの免罪符が得られるのだが…
(あんまり変態、変態っていうなー …って思った(笑))
まぁ、これはちょっとうまい設定だなと思った。
ミスコンテストにまで出ちゃうのはやりすぎのような気がするけど〜
最後はわりとさっぱり目かな。
これで終わってもいいような気がするけど…
なんとなく続きそうな気もするのでした。
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