悪い人にさらわれました。
一週間分の着替えと宿題をもって、今すぐ助けに来てください。


読了 2008/06/04

文学少女シリーズの番外編で、時系列上は二つ目のあと、夏休みの話です。

前巻のあとがきで、次のは番外編であるというのは知っていましたが、
読み始めて、出てきた名前がどういう人だっけ…というのは忘れてました(蛍のこととか)(汗

さて、今回は「悪い人にさらわれました」まではいいとして「一週間分の着替えと宿題をもって…」というのが笑える。助けに行くのになぜ着替えが必要なのか?文学少女らしく可笑しいところです。

また、今回は麻貴がメインに関わってくる話だったりもする。

山奥の別荘、ここは姫倉家にはいわくのある場所だった。麻貴は祖父の鼻を明かそうと“約束”を知ろうとし、そのために遠子と心葉も巻き込まれるのだった。

遠子がいつもどおり、別荘で起こった惨事の謎を解明していくという話だが…。

今回は、若干、え?と思うところがある。

心葉は琴吹さんと仲良くなるはずなのだが、ここでは遠子先輩が…まるで結ばれるんじゃないかと思える展開となっている。
これはいったい…もしかして?

そして、ラストのところ。これは、なんかいろいろ考えてしまう。
どういう意味なのか?

作中の太字の箇所を読み返してみると、さらに…。

次巻への謎を残して、今回のお話は終わるのであった。

E

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索