画像は4巻のものです。

ダリアの祝福を。


読了 2008/05/06

文庫版全四巻に及ぶ物語を読み終えました。
いや…長かった。
まさに館シリーズの集大成といったところ。(といっても、これで館シリーズはおしまいというわけではないようですが)
至るところでこれまでの「館」を彷彿とさせるものが出てきます。

謎多き暗黒の館、そこで起こる殺人事件。
しかし、一番の謎は事件のことではなく、館の住人達と彼らの祖先である〈ダリア〉だった。
すべての謎が明るみになったとき、この館の意味を知るのである。

なんていうか、これは一種のファンタジーだなと思った。
そこにミステリーが味付けされて、すごい謎となっている。
これは…深いです。

第四巻の巻末に特別寄稿として、
恩田陸、京極夏彦
まではいいとして、
宝野アリカ、那須きのこ
というのはどういうセレクトなんだろうか?
ずいぶんとこちら側(笑)な感じだな…と思った。

E

コメント

loving-c.
loving-c.
2008年7月5日19:46

いつも楽しく拝見しております。
日記の内容と全く関係ない内容で申し訳ないのですが、
中央競馬に「ファジーネーブル」という馬がいるようです。

http://www.jra.go.jp/news/200807/070502.html
競馬はおやりにならない、かもしれませんが、
「ファジーネーブル」の文字を見たとたんに、
のぞみさんを思い出しましたので、
お知らせします。
あっ、僕も、競馬はほとんどやりません。
昨年の有馬記念で、久しぶりに賭けてみたのですが、
かすりもしなかったので、
当分やるつもりはありません。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

日記内を検索