イジメられっ子のイオリとイジメっ子のマサル
2人の関係は永遠に変わらないと思っていた…

ISBN:4575833509 コミック 石田 敦子 双葉社 2007/04/12 ¥630
女嫌いのマサルと女の子みたいなイオリ。それぞれの立場はイジメっ子とイジメられっ子。そんな2人がある日突然、上空から現れたウサギみたいな生物のせいで、そろって一緒に何だかよく分からない怪物と戦うことになってしまった!? しかも女の姿に変身して!!  それだけならまだしも(?) マサルの3人の姉たちを含めた、ヘンタイな恋愛模様まで繰り広げられるようになってしまい…果たして地球の平和と普通じゃない恋の行方は!?

…ってこれ、こんな話だっけか?(^_^;

男の子が変身して魔女っ子に(女の子に)なっちゃうという今までにありそうでなかったお話。

宇宙からやってきたウサギのような宇宙人二人にマジョーリアンに変身させられたマサルとイオリは突然あらわれるなんとも微妙な怪物と戦うことになるのだった。

第一話をみて思ったことは…説明が足りない。
女の子を探してたはずなのに、男の子を変身させてしまい…でも、言い訳もない。
…誰でもよかったのか?
でも、話がすすむと、この宇宙人たちがいい加減であることがわかる…だとしたら、かまわないのか(汗

マサルとイオリの関係は、いじめっこといじめられっこ。
そういう関係もめずらしいなぁ。
女女したイオリにいらいらし、いじめてしまうマサオなのであった。だが、マジョーリアンに変身したイオリはちょっと積極的でもあった。
マサオがイオリをいじめてしまう理由…それは女ばかりの家庭環境、男であるマサオと父親は女家族たちに虐げられていた…そんなところにある。
でも、それだけじゃなくて…。
こっちの方が根が深いかな?
可愛さあまって憎さ…なんとか。
そんなふたりであったが、一緒にいるうちに…。

「おまえじゃなきゃダメなんだ」
という始末。
(本当は「好き」という意味で言ったのではないが)
でもこれはこれはやっぱり…なんだろうね。
対してイオリの方は
マサオが好きなのはリオ(イオリの変身姿)だと思っている。
ちょっとしたすれ違い(^_^;

マジョーリアンの戦いは、魔法の鍵で、ゲートをあけるだけ…。
ゲートからは敵を倒すためのものが出てくる。
敵もなんだかな〜というものばかりだが、敵を倒す道具も妙なものばかりである。
敵を倒すと新たな鍵が手に入る。どうやら鍵が秘密らしいのだが…。
「地球が滅ぶ」と物騒なことも言ってるし。

…とこんな事を書いていると止まらないのでここまでにしておこう。

最後にひとつ。
絵がもうちょっと綺麗だったらなぁ…と思う。

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