[小説] カーリー 第2話〜二十一発の祝砲とプリンセスの休日〜
2006年11月12日 異性装とTS系作品お姫様なんかに負けない!
ISBN:4757729111 文庫 高殿円/椋本夏夜 エンターブレイン ¥714
オルガ女学院にやってきた転校生は、なんとバローダの第一王女……ほんもののプリンセスだった!! 我が物顔で学院を支配し始めた彼女に、シャーロットは…?
薔薇をさがしなさい
今回は甘い??生活を送っていたシャーロットとカーリーの寄宿舎にインドのプリンセス、パティが登場、わがまま放題で、シャーロットからカーリーをとりあげてしまう。そして、シャーロットは宿敵?ヴェロニカと同室になることに。
シャーロットにはこの上ない迷惑な話。
この王女は冒頭にも出てくるんだけど、こんなわがままだとは思わなかったなあ。
話としてはこの王女、パティ中心に進む。
カーリーの影はなんか薄くなった感じ。
日々、落胆の日々を送るシャーロットであるが、
ひょんなことから宿敵であったはずのヴェロニカと仲良くなってみたり。
いろいろと変化があったりします。
そして…
今回のクライマックスはパティの駆け落ち!
女学院の生徒一斉に、パティを応援するのだが…。
お話は意外な展開に…
そして最後もサプライズが…。
学園編はこれでおしまいとということです。
この話には史実が絡んでいますが…
歴史というのは正しいかも知れないが正義ではない。
それを考えないと、あんまり良い気分はしないかも。
今回はカーリーの正体がばらされるということであったんだけど…
その途端いきなりですか…
今後のクラスメイト達はどうなってしまうのかな?
次の話の中で何人か出てきてくれたらな〜って思います。
特にミチルは日本人なのでどうなるのかがすごく気になる。
あとがきで「こんな分厚い本」っていってますが…
確かに厚い本だけど、グインサーガの一巻分よりは内容は薄いですね。
運が良かったというのもあるけど…一週間で読みおわったし(^_^;
というわけで、次巻に期待
E
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