[小説]ぼくのご主人様!?(2)

2006年10月24日異性装とTS系作品

「わゎゎ私！千尋さんのことが………好き、です」
ISBN:4829163518 文庫鷹野祐希富士見書房￥567
無事に元の体に戻ったメイドの吉香と佐倉家の主・真琴。
二人のほほえましいいやりとりを見て、吉朗を思い出すメイド頭の千広。そこへお抱え弁護士の息子・薫が謎の鍵を持ってくる。
3年前「千尋」（♀）と入れ替わって、こちらの世界に来てしまった「千広」（♂）は千尋として生きていた。
鍵となるのは、神社の祠に納められた和算の遺題。千尋と千広はそれぞれの世界で、この謎を解くことになる。
♂♀入れ替わりラブコメ第2弾！

これはのぞみにとって抜け殻の話。

前作では男の子が別の世界に行ってEカップのメイドになっていたというところに萌えがったったのだが（ってそれはわたしだけか？）

今回では吉朗は元の世界に戻っていてここには居ない。
吉香はもともとの吉香だしねぇ〜

今回の主人公である千広は3年前この世界に来て、
千尋としてずっとメイドをやっている…
正直なところ千広のキャラにはあんまり惹かれないのであった。

真琴への求婚者が何人も現れるが、
こいつら元の世界では男なんだよなぁ…なんて思うとちょっと萎える(^_^;
まぁ…それは考えすぎだが…。

んで…あんまり感情移入出来てなかったのだが…途中でこんなのが…
（元の世界、千広になってる千尋）

P.49
千尋の答えに、諒悟はほっとしたように息を吐く。それをまじまじと見やっていた千尋は、諒悟の口許に手を伸ばした。
「な、なに!?」
「ケーキ。ここについてた」
小さなスポンジをそのまま自分の口へ持って行くと、見る間に諒悟が赤くなっていく。
P.50
「告白されても『女に興味はない』とか言ってふってるくせに…」
（中略）
「…メイドって基本的に女じゃないかよ」

ええとこれってまさか…
フラグが立ってしまいました(^_^;
そうしたら後半に…。

とか思ってたら…カバー折り返しのあらすじにちゃっかりでてました(^_^;

ちなみに千広の方も諒子に告白されています(^_^;

結果だけ書いてしまえば、千広は元の世界に戻ることが出来たのだが…
ここは帰らなかったという選択肢もアリだな〜などと思ったりして。

そうするとさらなる展開があったのかもしれない(^_^;

＃和算に関してはノーコメントです。