[小説] 歌姫 白い花 黒い花
2006年6月17日 読書辛辣なほど本当のことを言ってあげられる人はそうはいない。誰だって、そんなに仲がいい人にも、はっきり言えないことがある。はっきりと言わないことが、優しさだと勘違いしている。
ISBN:4086006456 文庫 桃井あん 集英社 2005/09/01 ¥460
「冬の歌姫」(ビュー・ロジエル)のユリアは、「半身」と呼ばれるパートナー、スイと一緒に呼び出された。今回の任務は、春が来ない町の調査。同行する「春の歌姫」(エーファ・ロジエル)のエイダとエマは、お互いの心が読めるという。そんなふたりの関係に憧れるユリアだったが、「冬」と「春」は相性が悪いみたいで……?
去年の9月頃でたものですが、いままで寝かせてました…
別に意地をはってたというわけではなく、単純に読む機会を逸していたというだけです。
というわけで本題。
歌姫ロジエルの2つ目、今回はスイとユリアのコンビのほかに、エイダとエマの二人の春の歌姫のコンビが登場。
「エ」で始まる名前ということですが、名前の由来にはひそかに英国戀物語がかかわっているんじゃないか…って思ったり(汗
個人的にはこの人の文って急ぎすぎのような気がする。
あれよあれよという間に過ぎ去ってしまう。
もうちょっと余裕がほしいかな。
今回は意外性のある人物が多い。
そこまで意外性を求めなくてもいいのにな〜なんて思ったり。
そのなかで、登場シーンそんなに無いのに存在感だけはあるオーティスってなんだかなぁ。
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