[小説]先輩とぼく(5)

もう一回 入れ替わってみました！
……服装だけ。
ISBN:4840230684 文庫 沖田 雅 メディアワークス 2005/06 ￥599
みなさん、凰林高校の文化祭に行ってみませんか？
ハチャメチャな催しものを多数ご用意してお待ちしておりま〜す。
凰林高校は文化祭の季節真っ只中！ うずうず悪巧みの先輩に不安そうなぼく。
そしてオーラに忍び寄る妖しい影！？

今回は学園祭。
というわけでいろいろあったりします。

先輩と対立関係にある生徒会長（もっとも先輩の方が一枚うわてのようだが）が登場。
ロボオーラの恋愛（？）とかも。

今回OMRの面々は前回予告されていたように美少女戦隊に。
セーラー服だと某作品と同じなので和風女学生風に。
でも、これって大正ロマンを感じさせるあれに似ているなぁと思ったが…そういうわけでもないのかな。
なぜか、体が男なのに先輩が美少女戦隊に入っているのがポイント。
ちなみに悪者も用意されてて嵐ちゃんと双子が担当。

学園祭といえば出し物だが、はじめのクラスはコスプレ喫茶…タッキーの意見ひとつで決定、男だけでなく女の子も賛同しているのもおもしろい。

先輩のクラスはミスコンだが…これにはいろいろあったりする。
ミスコンというより萌コンか？（汗
これにも先輩が出てて、乙女ぶりを披露してくれるが…。
美少女戦隊が関わってきて、この流れには脱帽。
そしてミスに選ばれたのは…予想どおりな展開。

話はちょっと戻るが、生徒会長はオーラを狙っていた。
対するはひとりのオタク、この結末は…オタクにも春…なのかなぁ…。
全然きれいじゃないところがこの作品らしいところ。

今回のつばさ（先輩）はちょっと女っぽい。
元女であることを彷彿とさせるように美少女戦隊をやったり、ミスコンに参加したり。
ミスコンでの仕草はみんなを萌えさせる。

ミスコンのときは、はじめが男装をしていた。
そうか…表紙のイラストが元の性別の服装になっていた（はじめが学ラン来て、先輩がセーラー服着ていた）のは、こういうイベントがあったからか。

「あったかもしれない未来」ちょっと重い言葉かなぁ…なんて。

そしてラストには…
この学園祭の裏で動いていたものが判明する。
さらに新たなる疑惑。
なにかあらたな事件がおきる予感。
そこでお話は終わるのだった。

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