ホワイ、ドゥー、ユー、スケート?
ISBN:4086301334 文庫 海原 零 集英社 2003/06 ¥600
減らず口が災いして、強烈なマスコミの集中砲火を浴びるタズサ。しかし勝つために、信じる道を突っ走る少年の幽霊と二人三脚で、過激な自己改革の賭けに出たタズサに勝利の女神は微笑むのか!
オリンピックに出場が決まったタズサだが、それを良く思わないマスコミが、執拗に非難の目を向ける。
そもそもこのようになってしまったのはタズサの性格にも原因があるのだが、それにしてもひどすぎる。読んでいるこちらがマスコミ不信に陥ってしまうかのように。(でもこれは、そういうこともある程度に留めたほうがいいだろう)
ほぼ日本中を敵にまわし、滅多打ちで可哀相だった。だが、もしこの場に彼女が居たら「そんな目で私を見ないで」と怒りだすだろう。それが彼女だから
毎回会うたびにタズサと舌戦を繰り広げる三代女史。
いつもタズサとはイヤミの応酬だが。そういいながらも、タズサの実力は認めている。このひとも実はツンデレだろうか(笑
vol.1のウェイトレスプログラムのときは凄く興奮した。今回、vol.2の女海賊ソニアプログラムは、正直いうと前ほどではなかった。2番煎じということもあって慣れてしまったためか?ストーリーの解説が勢いを削いでいたのかも。
でも、迫力は十分あったようには思います。
さいごは…大どんでん返しはなかったなぁ。
今回、コレを読んで、フィギュアスケートにちょっと興味が沸いてきました。
今度テレビでやったときに見てみようかなぁ。
E
コメント