ISBN:4086301326 文庫 海原 零 集英社 2003/06 ¥600
フィギュアスケート界を震撼させる性悪ヒロイン・桜野タズサ。自他共に認める100億ドル美人だが愛嬌はゼロ。そんな彼女にある日、カナダ人のピート・パンプスと名乗る幽霊が取り憑いた!?夢のオリンピック出場はどうなる!


始めは説明が多く、正直ついていけるかな?という感じでしたが、タズサがピートを受け入れ始めたあたりから、こちらも入り込んでいった。
まるでピートが自分であるかのように。
タズサは気が強く型通りな大人の言うなりにならない少女である。そして美人である。(自分でもそう思っている。)そういう最強キャラである。

最近のわたしの読む本としては珍しいキャラでした。

萌え&燃え(某氏談)ということでしたが果たして何処にも萌えがあるのか…と思ったらありました。表紙の裏についている絵。このシーンは中盤〜後半に出てきます。
ファミレス制服のようなコスチューム。これは文句無い。
惜しむらくはそのシーンをビジュアルで見たかったなぁ。
(文字だけでも十分に伝わってくるものはあるが、わたしは想像力に乏しいものがあるので。)
この辺はアニメに期待したい。

フィギュアスケートというものの知識をまったく持たなかったわたしでも面白く読めました。
これは、作者の筆力なんだろうなぁ。

ということで次の巻にも期待。

E

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