[小説]グイン・サーガ第102巻「火の山」
2005年7月21日 読書ISBN:4150307997 文庫 栗本 薫 早川書房 2005/06/09 ¥567
「そしていつか――俺は、ケイロニアを制してやる」
山火事の炎から逃れようとするグインとスカールとその民の一行だったが、ついにその炎に飲まれようとしていた。
一方、重傷を負っていたイシュトヴァーンは、悪夢に苛まれる。
今回の「火の山」というタイトル。
グインたちに迫る火のことだけをいっているのではないと思う。
悪夢で怨霊に苦しめられているイシュトの状況が、ある意味「火の山」とも言えるのではないでしょうか。
双方とも危機に貧していて、どうなる?と注目ですが…そこはグイン、うまく完結するのではないか…と考えるわけですが。
イシュトについては、ああいう展開になるか〜と、ちょっと意外に思いました。
でも、これで、この先かちょっと安心になるかな〜。
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