ISBN:4104715018 単行本(ソフトカバー) 中野 独人 新潮社 2004/10/22 ¥1,365
「電車男」は今や、コミック版とかも出ていますが、
これは書籍としては一番最初に出た本です。
読むのならば、やはりこちらで読みたいと思っていました。
で、数日前から朝のちょっとした時間にちょろちょろ読んでたのですが、
映画になったり(6/4から公開)
ドラマになるったりするということを聞きつけ、
速攻でに読むことにしました。
(だが、のぞみの場合は、速攻といっても、電車の中で読むだけである)
「電車男」の本は普通とはちょっと違う。
2ちゃんねるでのやりとりが掲載されている。
(若干の説明はあり)
そして、これは現実に起こったことである。
こんなところが、これまでに話題になった本(世界の中心で…とか)とは違うと思う。
電車男の話は、ほとんどの方がご存じだと思うが…ここはあえて。
秋葉系青年が電車で絡まれそうになっていた女性を助ける。
彼女を好きになった青年は、2chに救援を求めた。
2chの面々の煽り、アドバイス、声援などを受け、青年こと電車男は彼女…エルメスとデートを重ね、思いを募らせていく。
そして誰もが待ち望んでいたエンディングへ。
…この説明、少しばかり脚色してるかな…でも、こんな感じ。
実際、電車男は彼女に出会っていきなり好きになったのではないはずだ、最初はほんのちょっと繋がれば…と思ったのではないだろうか?
話し変わって、掲示板のログは実はそれだけを読んでいても面白い。
(例外はある)
しかも、この場合はリアルタイムでやりとりをしているので臨場感?がある。
始めの方こそ、2ちゃんの面々がアドバイスするという感じだが、
後半になると、一連の出来事は電車男の書き込みで語られ、進行していく。
専ら、2ちゃんの面々は、はやしたてにぎやかしになる。
この辺が普通と違う面白さになるかなぁ。
話の中で、電車男は「喜久子姉ちゃん萌え」らしいということがわかるが、
…そういえば、電車男の声優による朗読劇では
エルメス役で井上喜久子が出ていたと思うのだが…。
さらには、映画版のエルメス役は中谷美紀だった。
(エルメスは中谷美紀に例えられていた)
これって偶然じゃないよな(汗
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