Bプログラム
ゲスト:狩野泰一(かのうやすかず)(篠笛ほか)

今日は全プログラム中3日目、Bプログラムの1日目でした。
今日のゲストは篠笛ほかの狩野さん。

今日も普通のプログラムだと思って、何の考えもなく聞いていたのですが、まさかこんな面白いプログラムになるとは…。

今日の場所は14列6番
正面からは左側の席の一番前、その真ん中。
ちょうどここはゲストが来る席の近くなのでした。

まずは、普通に浩子さんが登場。最初の曲が始まる。

01.DOOR

AQさん登場。
今日の選曲は懐かし系のものとのこと。
40で作ったものは3曲しかないらしい。
ここでAQさんが余分(^_^; なことを言って、
AQさんは紹介されてないのにしゃべった…と、浩子さんが反撃?した。

次の曲は特にテーマ無し
なんとなくやりたい曲らしい。

02.神様
03.ひまわり
04.メリーメリーゴーラウンド

そして、今回のゲスト狩野さん登場。
リハーサル時と服装が違ってたらしく、驚く浩子さん。
黒いTシャツに白いジャケットを着ていました。

▽歓迎の曲

05.笛吹き

ゲストを迎えての最初の曲はその名も『笛吹き』
狩野さんの笛もきれいでした。

狩野さんは武蔵村山市出身(東村山ではない)
東京なのに鉄道の駅がひとつもない市だそうである。
最近では、ゴーンのせいで○産の工場がなくなった…とも(^_^;

小学6年生で中学の吹奏楽部に入っていたが、
実際に中学に入ったら、生意気な一年と見られ…
やめてしまったそうである。
それでジャズ・フォークに進んだが…
アメリカに行ったとき、現地の日系の人がやっていた太鼓をみて
和楽器に目覚めたそうである。

トークが炸裂していました。

▽植物の曲

このテーマは、狩野さんの写真を見て思ったイメージだそうである。
実際には良く喋るので全然違うのだが。

06.もみの木
07.ほおずきランプともして

▽狩野さんと語ろう2
和楽器を志した狩野さんは鼓童の門を叩き佐渡へ(←こういう説明じゃなかった思うが(^_^; )
佐渡では、廃校に住んでいたらしい。
朝、朝飯前にランニングをしていたとのこと。
…寒いから体を温めるためらしい。

テキサスの5千人のホールでノーマイクで笛を吹いてたらしい。
…だからトークをうまくまとめられないとかなんとか(^_^;

▽あやかし

08.かくしんぼ
09.鬼こごめ
10.やまわり

ここのテーマは「あやかし」ということでこの曲。
今日の楽器が「日本の笛」ということで、
これはもしかしたらあるかもしれないな〜と思ってたら
やっぱり出てきた『やまわろ』
(でもわたしは、この曲を忘れていた(^_^; )
ちなみに『やまわろ』は四半世紀ぶり…だったらしい(このテーマの演奏に入る前に言ってた)

『鬼こごめ』では「能管」という笛が使われたのだが、
これは吹いてもちゃんとした音階にはならない笛である。
ドレミファソラシドを吹くととんでもなくずれるのだった。

佐渡は能だらけで、普通の人が能を出来たりするらしい。
戦争中に、能の人が多く疎開してたから…とのこと。

例として『七つの子』を吹いてくれたのだが…
これが…おどろおどろしいものになるのだった。
題して「怨念七つの子」
…確かに恐かった(笑)

トークのせいだったか、怨念系のせいだったか忘れたが、
ピアノの譜面立ての支えらしきものが落ちてしまう。
このあとしばらく不自由していたらしい

次のテーマに入る前に浩子さんが一言
「次のは怨霊系ではありません」(笑)

▽水の歌

11.冷たい水の中をきみと歩いていく
12.さかなの言葉
13.川のほとりに

怨霊系ではないけど『冷たい水…』は人が死んでるよなぁ…とふと思った(笑)
##会場来る前にほんとは死んでないという話を何人かとしていたけど、↑のことをアンケートに書いたりして(^_^;

▽風

14.風のたてがみ
15.風になれ〜みどりのために〜

このゾーンは、先ほどの水に対して風。
ここの前までの狩野さんは笛の他にもいろいろ使っていたのだけ、
実のところ少しばかり気が散るという感じがしていました。
ところが、ここからは、この場所に居て良かったと思った。

『風のたてがみ』のとき、太鼓のようなもの(名前は知りませんが)
めちゃくちゃに叩いていて、これが良かった。
しかも、途中他の演奏が止まり、この太鼓だけのソロというのがあったりしてね〜
(手が痛そうだ…なんて思ったり)
これは2度とは聞けないだろうな〜と思った。

16.ドッペル玄関

最後の曲は『ドッペル玄関』。
発表した途端大笑いだったのだが、
でも同時に納得、この人にはやはりこれが似合う。
リハーサル時にも大いにのっていたそうです。

ここでやはり二度と聞けない『ドッペル玄関』が聞けました。
オモチャというか様々なパーカッション、いっぱいならしてたし。

一度退場しての再登場。
アンコールは、Aプロに続いて「第七官界彷徨」からの選曲
主人公の町子が作ったという設定の詩で
十六歳の恋を知らない少女が恋について歌った歌

EN.恋人に

ということでBプロは終了

終わったあと、狩野さんの楽器を見にくる人で、人が集まってきました。
やはりみんな物珍しかったようです。

Bプロは、たぶん、今年の猫森集会最高のプログラムだったと思います。
(まだ、C,Dが終わってないけど)

これに行ったのが、Bプロ1日目だったので、
2日目も行きたいと思ったのですが、
2日目は平日…仕事も抜けることが出来なくて…いけませんでした。
2日目では、『ドッペル玄関』で風船が出てきて、最後にそれを割ったとか…。
なにぃ〜! それは見たかったなぁ〜

狩野さん、また来て欲しいです。

E

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