[アニメDVD]ヤミと帽子と本の旅人 page.6（最終巻）

DVD エイベックス 2004/06/16 ￥6，090
売上人気:330位
☆収録内容
第11話 玉藻の前
第12話 ガルガンチュア
第13話 リリス
声優インタビュー6（リリス役 小林早苗）
その他特典（TV-CM、店舗用販促映像他）

（一部ネタバレ気味なので注意）

ついにヤミ帽のDVDもこれで最終巻

第11話「玉藻の前」の前半は、移民船の話の続き。
移民船はリリスの力を借りて、移民を発見する。
大人はミイラ化して死んでいるのだが…
その辺の謎は解いて欲しかったような気がする。

第11話の後半から第12話「ガルガンチュア」は繋がってひとつの話。
宇宙庭園の玉藻の前の部屋で、
ガルガンチュアが再会したマリエルは、
カエルにされていたのを玉藻の前が、人間に戻したのだった。
その部屋で、
ガルガンチュアとリリス・葉月とイブが鉢合わせする。
そういえば、ガルガンチュアと葉月って今まで会った事って無かったんだな…

それぞれイブを取り戻したいから口論になるガルガンチュアと葉月。
（もっともこの口論あんまり聞き取れないですが）
まさに「ケンカはやめて」状態？(^_^;

それにしても…リリスが帽子取られただけで、泣いちゃうとは…

この話では、ガルガンチュアが救われる。
過去のトラウマを解き、愛に気づかせることで、
ガルガンチュアは救われる。

…だが、納得いかないことに葉月は救われない。
葉月は初美が居ないと嫌なのだ。
他に変わるものなんて何もない…。

「初美を殺してボクも死ぬ！」
感極まった葉月は、初美の首を絞める…が殺すことはできない。

「あなたの子供として生まれてくるから…」
初美はそう言い残し、葉月の前から消え去った。

第13話「リリス」は一見第1話の繰り返しである。
だが、この繰り返し…
回想なのか夢なのか、それとももう一度同じ事を体験している（つまり繰り返し）のか？

その辺は判断が分かれるところだと思う。

「この扉を開けると大変な事が起きる。どういうわけかボクはそれを知っている」
このセリフは第1話にもある。
だがこのあとに起きることは、若干違う。
だから、回想というのはちょっと違うかな。
もし救いがあるのだとすれば、このシーンだと思う。
口づけを交わして…それで救われたのだろうか？

図書館の世界に戻ったリリスとイブ、
悪口を言いながらもイブが好きなんだろうね…リリスは。
仲の良い姉妹のやりとりが伺える。

最後、ジョウ・ハーリー（帽子）の声としてアーヤの声が当てられているが…
何故だろう（自己規制）

エンディングは、
OPテーマ「瞳の中の迷宮」のフルバージョン
ここではスタッフが五十音順に並べられているが、
実はそれだけじゃなくて
背景に流れてる画像は、今までのストーリーを時系列に置き直したものが流れているという。
それは、気がつかなかったなぁ。

これを見ると第1話にあった夜行列車の話が、実はかなり後ろの話であることがわかる。

良く見直してみて、話を並べ替えてみるといいかも。

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