A・LI・CEというのは、
去年のあたりにやったフルデジタルCGアニメ映画なのだが、
これの漫画版が、少年エースで連載されてました。
わたしは、その雑誌を見ていたわけではないのだが、
単行本の1巻は持っていました。

そのA・LI・CEなのだけど、
いつか2巻が出るかな〜と思ってたら、
不意に本屋を見てみると、B5版のちょっと厚めの本が出てました。
タイトルが「A・LI・CE」で”最終話まで含めた完全版”となってて、
いったい2巻はどうなったのだ?
…と思いつつ、そのときはレジに向かったのだった。

漫画版のA・LI・CEは映画版とは話が全然違います。
主人公がアリスということと、未来へ飛ばされるということと、ユアンという少年が出てくること以外は。

世界を牛耳っているレッドアイとそれに対抗する組織ブレード。
アリスはその戦いの中に巻き込まれていきます。
アリスは、レッドアイの代表であるネロの母親なのだけど、
この世界に来たアリスはまだ10代であり、ネロを産む前の少女なのだった。

この漫画版では映画版とは違った謎があるのでした。
(その謎についてはHPの掲示板「メディア?」にて…ネタバレ防止処理(^_^;)を施してます)

ところで、この本に同時収録されているもう一編の話を読んだあと、
あとがきでもないかな〜と、後ろの方を見てたら、
作者、木崎ひろすけ の略歴に行き当たった。

まぁ、こんなもんだな〜とか思っていたら…
最後にこう記されていた。

2001年 3月28日、逝去

これを見たとき、愕然としてしまった。
いきなりそんなことが…。
それで、この本が出た理由もわかったのだった。

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