わたしは、どこにも行きませんよ

発売:2012/09/29 野村美月/ファミ通文庫・エンターブレイン


野村美月さんのシリーズは、文学少女の前の月のうさぎの話から読み始めた。
文学少女で、いきなり人気出るとは思わなかったなぁ…とはいえ、わりとリアルタイムを外れることも多いので、二冊目のジンクスには当てはまっているかどうかはわからない。

今回は1巻の続き…なのは当たり前だけど、コミック版が2巻で小説1巻の内容だったので、まあ、その続きでもあるね。

前巻で心を開いたかに思われた聖羅だったが…。
シャールが竜樹王子と騎士ギルマーに告白されてしまったため、もとの冷たいままに戻ってしまったようになってしまった。

そんなとき、花嫁を求めて旅をしているという皇子が現れる。
彼はグリンダ(シャール)を嫁にしようとしるが……彼には秘密があった。

男なのに男に言いよられるシャール君(主人公)は、姉のグリンダの身代わりとして、グリンダとしているので、まわりからは女性と思われているので、それは仕方のないことなのだった。

聖羅がかわいい…すねているのもそれは裏返しなので…。
でも、今回はいままでに考えられないことになってみたり…。
これはもう、この二人の話で決まりですね~


皇子の登場もびっくりなのですが、その正体もびっくりですし。

シャール君の恐慌はやりすぎなような気もしますが。

今回、番外編が長いです。1/3くらいあったんじゃないかな~。
コミック版とは別バージョンの聖羅とのお出かけとか、アニスの話とか……シャール君は意外にもてますね(^o^;

そして、王妃様の秘密。社長…ってこの世界ではなさそうな感じですね。

王妃様はやはり異世界(我々の世界)から来たんだろうな~と考えるのでした。

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